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マクドナルドの原田さんの話

書こう書こうと思っていて、ずいぶん時間がたってしまいました。

先日、ある会合で日本マクドナルドの原田さんの講演を聞くチャンスに恵まれました。アップルコンピュータからマクドナルドへの転身ということで、『マックからマックへ!』の見出しでいろいろなメディアに取り上げられた方です。

最近は、別のことで取り上げられてしまっていますが・・・。

さて、経営者のお話はいつ聴いても感心してばかりですが、自分の取ったメモを読み返してみると、当たり前のことばかり。

原田さんのお話は、

『苦しいときほど新規事業に手を出したくなるが、それは逆効果。』

『中途入社して1年間は、会社のいいところだけ見て働け。悪いことはいくらでも見つかる。でもいいところをいくつ見つけられるかが自分の幸せにつながる。』

『顧客満足度調査などから企画を考えるな。信念を持って考えた企画を実行せよ。』

『風呂の水をスプーンで掬うようなみみっちい企画を出すな。考える前に走り出せ。』

いいことおっしゃいますねー。

しかし、この中で『あれ?』と思ったのは、顧客の声から商品開発するな、という部分でした。お客様アンケートでお客様がほしがってるものを作れば売れるんじゃないの?と思ったので。

しかしながら、この健康指向が強い世の中で、何故メガマックがメガヒットになったのか!そこです。原田さんに言わせると、リサーチは自分の信念を確かめるためのものなんだそうです。リサーチから商品を作って成功したためしはないんだそうです。顧客の満足を大きく超えて驚かすくらいのものが成功する、とのこと。これはi-MAC(コンピュータ)でも彼は成功しています。

説得力あるなー。

その他コンプライアンスへの取り組みもお話しされました。

人は誰でも、内部告発しづらいもの。なるべく多くのホットラインを用意しておくのがいいそうです。日本マクドナルドでは、USへの直通ダイアルと、日本本社への直通ダイアル、そして第三者機関の運営する通報窓口と、合計3本あるそうです。

そして社員には、『内部告発はチクリや密告ではない!社員の義務である。日本マクドナルドを守るための義務である!』と常々教育なさっておられるとのこと。この辺は、自分の仕事と少し関係あるので、うんうん、うなづきながら聞いておりました。

最前列で大きくうなづいているわたくしをチラっとみてくださったような・・・。

あ、でも檀上は明るくて客席は暗いから見えなかったかな・・・catface

まとめの言葉が、また素晴らしいのです。

『他社にできないことはうちにも無理ですよ。』は禁句。そこを乗り越えた時にこそ顧客を驚かすことができる。

たとえば100円マックや地域別価格設定など、全役員から反対と不可能の声が上がったそうですが、彼は提案してやり遂げた。すごい。

それから、『部下から学ぶことのできない人はアウトである。』

これも含蓄のあるお言葉ですね。自分のできないことをできる人を部下に持つ素晴らしさ。これを理解しろ、と。

自分より仕事ができたり、物知りだったりするやつがいると面白くないような気がする人は、成長が望めないということです。

あなたは、自分のできないことができる部下を何人もっていますか?



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